継承者の式神

継承者の式神

  • けいしょうしゃのしきがみ


  • 「式神」とは、陰陽道における魔術的な「使い魔」のこと。魔術で創られたロボットのようなもの。


以下、ネタバレ情報(文字色反転)

(ドラッグすると文字が浮かび上がります)

  • その名称から、仮面の継承者が使役する式神のことと思われる。
  • 事実、当代の仮面の継承者たる守東清春が、守東桃香を花見小屋から出さないために使用した。
  • ただし、守東家と敵対する何者かもまた、同様の式神を使役している。
  • 作中に登場する、敵対勢力として式神は、ペルソナ・サークルを形成する春日・丹波・近江。これに加賀広人が加わる可能性もある。
  • ちなみに、加賀も含めた各々の名称は、近畿およびその周辺の地名が由来と思われる。

考察

  • 式神の使役者について
    • 可能性1 継承者の式神が、仮面の継承者のみにしか扱えないものだとすれば、欠片となって複数存在する仮面同様、継承者も複数存在し得る。
    • 可能性2 継承者の式神が、仮面の継承者以外にも扱えるのだとすれば、継承者ではなくても欠片の力だけを借りることが出来る者が存在する。
    • 可能性3 継承者の式神が、仮面とその欠片の力を借りることは必要なく、ただ「仮面の継承者が創った式神」を指すのであれば、製造法のみを後世に伝えることは可能かも知れず、知識と魔力のある魔術師であれば使役できる場合がある。
    • 可能性1~3のいずれにせよ、かつての仮面の継承者である安倍晴明の後継であり、仮面の欠片の多くを所持する香八院氷坂家みはしあたりが、作中で敵対勢力として式神を放ったと推察できる。

(反転はここまで)